近視・遠視・乱視
【症 状】
- ・目がかすむ
- ・見づらい
- ・物がダブって見える
- ・検診で視力低下といわれた
- ・目を細めて見ている
- ・目つきが悪くなった
- ・テレビに近づく
- ・授業中黒板が見づらい
- ・目が疲れる など
【治 療】
近視(遠くが見えづらい)
ある程度以上進み、生活に不自由をきたしたらメガネが必要ですが、まずは必要度を確認する程度のお気持ちで受診してください。
目薬で回復することもあります。
遠視(近くが見えづらい)
子供が遠視かどうかを見極めるには、特殊な目薬を使った検査をします。幼児期から遠視が続くと、「弱視」になってしまいます。それを防ぐために、早期から眼鏡をかける必要があります。
乱視(遠近がぼやける)
花粉症・アレルギー性結膜炎
【症 状】
- ・目がかゆい
- ・目症状例が充血する
- ・涙目になる
- ・目ヤニが出るまぶたがかゆい
- ・目の周りがかゆい
- ・目がゴロゴロする
- ・まぶたがはれた
- ・くしゃみ
- ・鼻水・鼻づまりがある など
まず、目のまわりがかゆくなります。こすったり、かいたりすると症状が悪化し、まぶた・結膜が腫れ、角膜が傷つき、目がゴロゴロしたり、痛みを伴い、涙が止まらなくなることもあります。
目以外にも、鼻、喉、気管支、胃腸にもさまざまな症状が現われ、全身の倦怠感や発熱が出る場合もあります。
【治 療】
点眼薬と服用薬での治療
服用薬は発症前に服用すると、予防効果もあります。
花粉症を予防の為、シーズンが始まる2週間ほど前から点眼や内服をオススメしています。
薬には抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤の2種類をご用意しています。
眼精疲労
【症 状】
眼疲労
一般的に疲れ目を指します。休憩によって回復します。
眼精疲労
休憩をとっても目の痛みや霞(かすみ)、頭痛などの症状が残ります。
眼精疲労を引き起こす原因は、主に視器要因・環境要因・心的要因の3つに分類できます。
- 視器要因には、屈折異常(近視・遠視・乱視)や調節異常(老眼)など、眼の各種疾患があります。
- 環境要因としては、PC作業におけるモニターの高さ・モニター画面への映り込み・部屋全体の明るさ・乾燥・エアコンやパソコン、周辺機器が発する騒音などが挙げられます。
- 心的要因は、仕事上のストレス・神経症・自律神経失調症など多種多様です。
【対処方法】
点眼による対症療法
当医院では点眼による対症療法を行っております。また生活習慣やパソコン作業時の指導なども行っております。お気軽にご相談下さい。
ドライアイ
【ドライアイの症状】
涙の量が減少し、目の表面が乾くことによって目が疲れたり、目が開きにくい状態となる事です。
軽い症状であれば少し疲れを感じる程度ですが、症状が悪化すると角膜に傷がつき、激しい痛みを感じ、炎症が出てきます。しかし残念ながら涙を作る量を増やす治療や薬が無いのが現状です。
【ドライアイの治療】
人工涙液による点眼療法
当院のドライアイ外来では、ドライアイ検査の結果をもとに、「ドライアイかどうか」、また「どのようなタイプのドライアイか」をご説明いたします。
また、症状に応じてドライアイの治療を行っていきます。
基本治療として人工涙液による点眼療法を行います。
自覚症状が軽快しない場合や、眼の表面の傷が改善しない場合は、涙が排出される涙点(上涙点/下涙点)にシリコン製のプラグ(栓)を挿入することで、涙の排出を軽減する涙点プラグ治療を行います。
白内障・緑内障
【症 状】
白内障
目の中のレンズ(水晶体)が白く濁る病気です。目がかすむ、物が二重・三重に見える、明るい所に出るとまぶしい等の症状がでます。また、視力が大きく低下します。
緑内障
眼圧の上昇などが原因で、見える範囲(視野)が狭くなる病気です。進行はゆっくりですが、暗点の範囲が広がってくると視野が狭くなったことを自覚するようになります。
【治 療】
日帰り白内障手術
白内障術後に生じることがある後発白内障にはYAGレーザー後嚢切開術で対応しています。
緑内障では視野検査などで細かなフォローを行っております。